2012 / 03
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稲妻も地響く音も怒りだと 思える夜も二人触れ合う

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朝陽受け縁に腰掛け煙草喫う 貴方は指のフレームの中

頬杖で見つめる先は 勉強と本読む貴方 穏やかな午後

じゃあまたね小石と語り帰る道 一蹴りごとに寂しさ募る

今はただ二人の時間(とき)を精一杯に 目的のない旅と同じね

待ち合わせ象牙色のワイシャツに 私の選んだ春色ネクタイ

人ごみで貴方に強く握られた 右手の中に幸せ溢れ

怪我よりも揃いのカップ片方を 無くしたことがむしろ悲しく

「アイシテル」わかっていても聞き返す 眩しい光ふたりの朝に

新緑と戯れ登る二人道 小さき滝壺喉を潤す

卵焼き野菜も炊いて詰めました 桜の下で貴方と乾杯

悲しくも純粋なんて許されない 大人だからとただそれだけで

この恋は勝ち敗けじゃないと決めたのに 貴方の中で一番でいたい

着信に座をはずし出る貴方見て 「誰だったの?」の言葉飲み込む

ごみ箱の口紅落とした脱脂綿(コットン)を そっと拾ってドアを出ていく

時々は機嫌損ねて拗ねたふり 慌てる貴方見られるかしら

解いた髪硝子に映し整える シャワーの音に耳を澄ませて

触れあった指先自然に絡めあい 春満開の山の辺を行く

君の文散りばめられた言の葉に 玩ばれる春近き夜

「必ず」が儚きものと知りつつも 文の返りをじっと待つ性(さが)

突然の雨さえ心躍らせる 菜の花誘う庵への道

遥か先示す指先さえぎりて 今この時は私だけ見て

劇的な君との出会い今はただ 縁(えにし)の糸を小指に感じる

煙草吸う貴方の隣で真似てみる そっくりでしょと息吹きかけて

叶わぬと知りつつ願う胸の奥 小さな希(のぞみ)も空しく響く

君想い自分の心に従えば 自然にこぼれる笑顔暖か

信じてる?力になるの私には 貴方の言葉の一つ一つが 

君の図書赤いリボンの栞開ければ 優しき恋の詩(うた)が流れる

偉ぶらずささやかに咲く野の花も 輝く時を確かに持てり

逆光に映し出される君の影 一夜を思い眩しさが増す

椋

Author:椋
短歌を詠み始めて「題詠2012」を知りました。
参加しようかとブログを始めました。

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