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2013年2月4日に参加表明して、今自分が思っていることを素直に言葉で伝えられたらと詠み始めて、10ヶ月。
100首をまとめてみました。

 新芽吹く街路樹の魔法すれ違う 君の瞳(ひとみ)と重なる瞬間
 澄み渡る春色の空見上げるも 甘い溜息面影揺らす
 各々が歩み来た道交わりて 導かれるかに一歩踏み出す
 凍土(いてつち)にやがての時をじっと待つ 水仙咲く春しあわせの予感
 春叫ぶ風に吹かれてほんのりと 桃色に染まる君との出会い
 並び見た桜の中の美術館 一片の券アルバムに貼る
 別れ際触れた指先口に寄せ 振り向けば君もまた我を見る
 すれ違うその一瞬に放たれた 天使の弓矢見事に命中
 向かい合いカップを見つめる今はまだ テーブル分の貴方との距離
 店先で賞味する君後ろで待てば「奥さまも」の声頬赤らめる
 空を見て草花愛しむ習慣が そこに貴方がいつもいるから
 髪先にわずかに残る煙草の香 指に絡ませ幸せに浸る
 季節(とき)いけど変わらぬ場所の北極星 振り向く先の君も永遠(とわ)にと
 花柄の心を写すブラウスに 更衣する日はさくら咲くLOVE
 控えめな月の明かりが照らし出す 吐息に揺れるしだれの桜花
 庵ふたり庭仕事する君の背に 桜の花びら一片二片
 彼方から大地を彩り春が行く 私の中にも今足跡残して
 ためらいと闘う一瞬ドアノブに 伸ばした指先微かに揺れる
 君想う同じ分だけ想われたい 腕を絡めて小さく甘える
 手を離し自分の場所に戻る道 嘆息飲み込み温もり想う
 約束の桜の下を手を繋ぎ 仲好しこよし幸せ満開
 純白の梨の花咲く真ん中を 君のもとへと車走らせ
 不思議だな鏡に映し髪梳く朝 肩越しに君の笑顔が見える
 君の声妙に恋しい朝がある 昨夜の夢の続きが見たくて
 点滅の灯りに心残しつつ 君と別れて車走らす
 再びの思春期のごと惑う日々 鏡に映る自分を撫でる
 「出掛けるよ」送られてきたコメントに 君の温もり肌に感じる
 幾重にも固く結んだ縁の糸 小指の先には君の温もり
 近づけば二羽で重なり逃げていく 蝶を目で追い一人佇む
 財布に残るチケットは二人で乗ったロープウェー 開けるたびに思い出が香る
 馬籠宿町並みはずれた高台の ベンチで二人遠き山見る
 握られた手の温もりに身が震え 猛る気持ちで君を見つめる
 愛されて君に染められ変わり行く 半夏生の葉は私の心
 待ち合わせ君を見つけて駆け出せば 勢いあまり胸に飛び込む
 一切の後悔もないこの瞬間 素直な心を君に預ける
 いつもより少し明るい口紅に 貴方は気付く?口づけの前
 見つめあいおしゃべりしあって触れあって 過ぎ行く時間がただ恨めしい
 愛してる?言葉に出せず目で問えば 見つめ返されイエスのサイン
 機関銃のごとくに言葉が放たれる 待ちわびていた貴方との時間
 ただひとつ誇れるものがあるならば 貴方を想う純粋な愛
 カステラに二人手を添えナイフ入れ ウエディングケーキと笑いあう午後
 見上げれば桜も若葉に覆われて 眩しい日射し隙間から漏る
 慣れた手で野菜切る音楽しげな リズム刻んで食卓へ誘う
 縁側に並んで腰掛け蛍待つ 冷やの日本酒大角豆の煮物で
 お喋りを不意に遮る君の影 言葉忘れて夢の世界へ
 恋の詩集ページめくれば間から セピア色した君の微笑み
 天の川見上げて伸ばす手の先は 君と繋がり連理枝となる
 ケータイで想い綴れば一瞬で アルプスも越え君の元へと。
 大吉のおみくじ宮木に括りつけ 二人分の幸せ願う
 お互いの家路へ向かう夕暮れは 振り向きたくもただ前を見る
 嫉妬する心見透かす般若の面 恐ろしさよりも悲しさに似て
 手を絡めおしゃべりしたり笑ったり 空の色さえダブルの輝き
 朝陽受け窓際に立つシルエット 眩しさに目細め君確かめる
 何にする?二人で歩く商店街 今夜は枝豆ビールも飲もうね
 もう駄目と止めた足元可憐な野花 君に伝えに駆け足になる
 善き事を願って夜空を見上げれば 流れ星今貴方の元へ
 届かぬと知りつつ伸ばす手の先は 暗闇でただ哀しみを握る
 秀作と言える歌など無いけれど 素直な心言葉に綴る
 手繰り寄せ確かに結んだ赤い糸 記憶は永遠(とわ)に心に生きる
 何色のクレヨンで塗ろう今日の君 声聞き描く心のキャンパス
 星座表かざして探す一角獣 星を結べば夜空を駆け出す
 君が説く源氏の世界に舞い降りて 十二単で歌詠み返す
 ショーウィンドー並ぶ二人を映し出す 他人(ひと)には見える恋人以上
 刑罰が与えられても遥かなる 君への想いは誰にも消せず
 投げられた小石川面を跳ねていく 波紋数えて二人の夕暮れ
 きれいだと鏡の自分に言い聞かせ 愛しい人の元へと走る
 夕暮れの闇が足から這い上がる 秋は別れが一層切なく
 すれ違う幼き兄弟ほのぼのと 君の手探りぎゅっと甘える
 満月に視線重ねて相想う 寄り添えなくも君の温もり
 柿の実もいつしか色づく散歩道 秋風涼し寄り添い歩く
 得意気に弾けるダンスの若者の リズムに二人歩を合わせ行く
 お土産の桜模様の手鏡に 君を写して口紅をひく
 自分史を記すがごとく歌を詠む いつも隣に君がほほ笑む
 秋風にワルツのリズムのせながら 君の手を取りステップ踏み行く
 良薬は甘いささやき触れる指 ハート印の私の薬局
 君の手に納まる右手滑らせて 掌に書く「あ・い・し・て・る」
 うっすらと残る感触確かめて 薬指でひく紅淡き色
 言の葉に想いをのせる楽しさに 導く君は師でありすべて
 悪戯(いたずら に拗ねて怒って背を向ける 慌てる君を見られるかしら
 時々は軌道修正しながらも 寄り添い歩く道は遥かに
 抱かれて肩越しに見る自分の影 重なり揺れる姿が愛しい
 風に揺れ並べて干したシャツ踊る 柔軟剤の香りも弾けて
 並び見る雲に霞んだ十四夜 満つる明日へ想いを馳せて
 いつからか君の左が私の居場所 散歩の時も眠りの時も
 洗面所コップに並ぶ歯ブラシに はにかみながら手を伸ばす朝
 ぼんやりと君の横顔眺めてる 珈琲の香り幸せな午後
 寒き夜うさぎの餅つき盃に受け 飲みほす熱燗身に染み渡る
 敵わぬと弱気な心で一人拗ね 君を遠くに感じる日もある
 改札の出口に君の姿待ち 何度も髪を手で整える
 唯一度体に刻んだぬくもりは 永遠(とわ)に消えない灯火となる
 空泳ぐ鯨雲に飛び乗って 君の元へと行きたい青空
 時々は見えない時間(とき)に拗ねもする 結局それはただのわがまま
 移り行く季節のドアを開けるとき 隣にはいつも貴方の笑顔が
 観衆を幸せ色に染めて行く ツリーの点灯肩寄せて見る
 春さくら夏は向日葵秋コスモス 君との思い出花に例えて
 それぞれの季節に君と訪れた 北軽井沢思い出深く
 君といた証を言葉で残す歌 短い中に想い溢れる
 月見える窓辺へ炬燵引き寄せて 並んで交わす甘き濁酒
 詠みあった文をひとつに並べれば 二人の軌跡の短編小説
 街路樹の舞い散る落ち葉に歩を止めて 君と出会った春の日想う

「手を繋ぎゴールテープその瞬間 無事完走の笑顔満開」
こうして読み返してみると自分で言うのは照れ臭いけれどなかなかかな?
暖かい春の日に偶然出会った二人が少しづつ距離を縮めていき、やがてひとつになりお互いをかけがえのない人としていく。そんな感じが表せていると思います。
物語になっているでしょうか?

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ことしで2回目の参加です。
自分の気持ちを素直に詠うようにしているのですが、なかなか上達はしません・・・。
100首が一つの物語のつもりで作ってみました。
参加させていただきありがとうございました。
そして一緒に走ってくださって槐さんにも感謝です。

「手を繋ぎゴールテープその瞬間 無事完走の笑顔満開」





街路樹の舞い散る落ち葉に歩を止めて 君と出会った春の日想う

詠みあった文をひとつに並べれば 二人の軌跡の短編小説

月見える窓辺へ炬燵引き寄せて 並んで交わす甘き濁酒

椋

Author:椋
短歌を詠み始めて「題詠2012」を知りました。
参加しようかとブログを始めました。

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